第22作目 割戸学園高校より
作品名:割戸学園高校より
作者:春野エックス
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕{学園昼ドラバイオレンス}
エンド:120万文字にかけた時間を返してくれエンド
文字数:1,248,934文字
感想:
一言で言うと意味不明ストーリーエロゲーを超下手糞がプレイしてみたような話です。
中盤からの息をつかせぬ怒涛の展開は作者の頭がすごいと思います。
ポロロロロローン!を綺麗な鈴の音の様な音、ルルルルルル……を目覚ましの音、カラカラカラッ!をガラス張りの引き戸を開ける音、の表現に使うのハイセンスで好きです。
ネタバレ注意
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しんどかったので箇条書きで書きます。
この主人公からは周囲の女性が主人公のことを好きになる毒電波が出てるとしか思えません。
主人公の内心描写が全体的に上から目線で偉そう、お前は何様なのかと。
謙遜系内心批評型主人公。
キャラが全員発情すると「アアアアーッ!」とかいうからゴルゴ13感あります。
音痴なのに作曲センスの高い主人公。
モテる、モテないを持てる、持てないって書くのはちょっとモヤモヤします。
主人公もヒロイン達全員もチョロ過ぎてかなり怖いです。
ヒロインが表面上仲良くしつつも裏ではギスギスしながら隙を見て主人公とイチャコラしようと画策する様を延々と見させられる私はどういった態度でいれば…。
女性に優しくするだけで感動される男。
友人以上にはなりたくないけどやることはやるってどクズじゃないっすか。
狂人しかいません。
キャラが全員物分り良すぎて怖い。
快楽の予感はパワーワード
SHJ、スーパーハイテクジェットヘリと1話ごとに定義しなくていいよってなりました。
現代日本でガチの内乱を起こす作品を始めてみました。
数百万の人間よりも主人公の事が大切なヒロインたちの愛が凄いのか、ただ気が狂っているのか私にはわかりません。
強力な爆弾数十個で壊れる核シェルターとは一体。
追手からショッピングカートで40キロ逃げる作品は多分これだけです。
ラスト正ヒロインとくっついた後にも消えていったヒロインたちが再登場して、主人公にまだ好きなのアピールしてきたうえに、特にハーレムの一員になる展開もなく終わるとか作者は何を考えてわざわざこんなシーンを入れたのか、最後の最後まで主人公はモテるんだぜアピールですかと。
作者のプロフィールは必見。