第30作目 これから始まるおとぎ話
作品名:これから始まるおとぎ話
作者:南の二等星
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕{児童文学ファンタジー}
エンド:ハッピーエンド
文字数:277,192文字
感想:
自分には何ができるのかわからない12歳の少年が王国を飲み込む陰謀に仲間とともに立ち向かっていく中で成長していく王道児童文学っぽい作品です。
「ブレイブストーリー」、「セブンスタワー」などを読んできた人で厨2病にかかる前の少年の心を忘れていなければ多分面白く読めると思います。
同じ世界観の姉妹作があるみたいなのでそちらも期待したいです。
ネタバレ注意
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序盤の主人公の空想がラスト現実の物になるのはかなり好きです。
テレビもラジオも存在しないが車、飛行機は存在する世界です。
飛行機はラピュタやハウルの動く城に出てくる羽を動かして飛ぶタイプで個人的に好きです。
露店市場の描写は臨場感があってかなり良いです。
戦闘自体は薄い味付けな辺りも児童文学っぽいです。