第18作目 LinkRing
作品名:LinkRing
作者:やくも
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕｛シリアス能力バトル物｝
エンド:ハッピーエンド
文字数:601,868文字
感想:
誰かを傷つけることも、誰かが傷つくのも嫌な心優しい主人公です。
Ringを拾った者は能力者となり、最後の一人になるまで殺し合うという話です。
徐々に現実から乖離していくさまがいいなと思いました。
ネタバレ注意
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仲間が今まで両手の指で足りないくらいすでに敵を殺したって言ってるのに主人公が参戦してからは有象無象の能力者が一人も出てこないのはどうかと思います。
敵キャラが5人くらいしかいない上に全員重要キャラなせいで主人公たちとちょっと戦ったらすぐ理由つけて帰っていくのでカタルシス感が薄かったです。
ヒロインがどんどん空気になっていく点は現実と非日常が乖離していっているというのを示しているのだと思えば納得できました。
敵と戦うたびに気絶する主人公です。
主人公が力を使いこなせるまでに35万文字かかるのはどうなんでしょうか。
ラストは予想通りのオチでしたがきれいに終わってくれたので安心しました。
