第2作目 魔幻の鐘 第一章
作品名:魔幻の鐘 第一章
作者:水島佳頼
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕{モダンファンタジー}
エンド:ハッピーエンド
文字数:515,091文字
感想:
ライター、携帯、義務教育など現代を表すものは出て来るが、情景は中世っぽいため違和感がありました。
文章的に特に癖はないが話の情景描写がわかりづらいため細かいところを無視してストーリーラインだけでいいなら読めるかもしれないです。
人間の魔法はMP消費で威力が低く、エルフの魔法はHP消費で威力が高いという差別化は話に波を起こせるので良かったと思います。
使える魔法が人ごとに系統が全く違うというのもキャラの没個性化を防いでいて良かったです。
途中はかなり読んでて目が滑り辛かったがラスト大団円になったら急に満足感出てきたので読了感は結構いいです。
ネタバレ注意
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現代っぽいのに魔王城遠すぎ、なぜ車やらの移動手段を取らないのかと思った。
エルフが魔法の使えない人間からは見えないという設定は特に作中で生かされることはありませんでしたが個人的には好きです。
恋愛描写のふわっとしている感もどことなく児童書っぽいですね。
ヒロインが死んでから主人公が立ち直るまでがサクサク進んで無駄にダレなかったのは良かったと思います。