なろう地獄巡り

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第4作目 緋色の眼

作品名:緋色の眼

作者:太郎

ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕{現代設定の和風能力物}

エンド:ハッピーエンド

文字数: 232,545文字

 

感想:

世間の陰に潜む化け物を人知れず倒していく一族というのは自分の中の厨ニ心を思い起こさせるいい設定だなと思いました。

やさぐれ系の男主人公と気は弱いけど芯はしっかりしてる女主人公とそれぞれの主人公に宿ってる第二人格って構図は斬新で面白かったと思います。

 序盤は敵味方の構造がわかりにくくて微妙でしたが中盤以降は面白くなっていったと思いました。

それぞれのキャラの掘り下げをしていったことで愛着が湧き、それが面白さにつながっていったのかと思います。

これが第一部で現在14の主人公が27になるまで話が続くみたいなので期待していきたい所です。

 

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ネタバレ注意

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 男主人公がめっちゃチョロかった点は後々きちんと説明してくれたので最終的には納得できたが、それまでは「ヒロインのこと好きになるまでの時間とか描写薄いなぁ」と引っかかってしまったのでもっと早いタイミングで匂わせるなり何なりでもいいから説明が欲しかったと思いました。

男主人公が唐突に悪堕ちしたような印象を受けてしまったが男主人公の目線から見えたものと読者が見る描写は違うという点を理解できれば納得できるできるんじゃないかと思います。

 親次世代が物語の重要な局面ででしゃばって「息子世代いらないじゃん」とならなかったのは良かったと思います。