なろう地獄巡り

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第41作目 CROSS!〜物語は交差する〜

作品名:CROSS!〜物語は交差する〜
作者:水瀬愁
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕{古のハーレム物&純情恋愛物&厨二SFバトル物&不思議物&作者の思い浮かぶまま書かれた短編集}
エンド:なるほど、全くわからんエンド
文字数:654,533文字

 


感想:
体感時間で300万文字レベルのボリュームに感じるのでながくさくひんをたのしみたいかたにおすすめです。
与えられた情報から物語の全体を把握する能力を鍛えたい方におすすめです。
ブックマーク登録146件、総合評価315ptなので評価は結構高いので頑張って読んでください。

 

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ネタバレ注意
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第1章はギャルゲーにオチを知っていて変えようとする主人公の親友ポジションがいるみたいな話です。
書きたい物を書きたいだけ書いていくという方針だけは評価したいです。
文章力自体はあるのが救いです。
あらすじを読む限りでは10人ヒロインがいると書かれても喜びより不安感が勝ります。
まずは第0話を読んでそこはかとなく漂う懐かしさを感じてください。
第0話の情報量が多すぎて脳が死にました。
指摘表現で文と文をつなぐときに使う――と通常の会話の時の伸ばし棒ーーを両方共ーーで表現するため「答えはーー否だ。」みたいになって脳が混乱します。
ありとあらゆるポエムが全部間延びしています。
11話辺りから――を使い始めてくれたので一安心です。
感想欄を読んでください、「あぁ…」って気分になります。
要所要所で小難しい表現をしようとしているのがにじみ出ていて辛いです。
ふわっとしたポエム書けば煙に撒けると思うなよ!
ノーブラとは言え飛行機の離着陸時の圧力でぐにゃぐにゃになる双丘ってなんだ、スライムなのか。
主人公が恋愛感情抜きで殺し文句を言ったり、口説いたり、イチャイチャするのはどうなのか
円環の自問自答≪ウロボロス≫っていう表現が大好きな作者
回想シーンの半分が前の回のコピペだと回を間違えて読んでるんじゃないかと混乱します。
この世界のカレーは夏バテ防止の食欲増進料理にはならないそうです。
自分で女子全員にいい顔しつつ誰ともくっついていないという状況がよくないことに気づいてくれていて良かったです。
ポエムがキツイ。
なんだこれ、なんだこれ
出てくる度に意味深な台詞で読者の脳を揺さぶる主人公の親友ポジがヒロイン1を寝取ってその姿を主人公に見せた後に放流。
作品の3分の1が終わってようやくヒロイン1が好きなことに気づいた主人公は絶望に沈む。
ヒロイン1とめっちゃ仲が良くて一緒になって主人公にアプローチをしていたヒロイン2にすら縁を切られたヒロイン1。
4割読み終わった時点でヒロイン候補が3人減りました。
は?は?は?だめだわからん、作者の頭の中にはきっちりした設定とストーリーがあるんでしょうが少なくとも私には伝わっていません。
唯一わかったのは主人公とヒロイン1がくっついてヒロイン1とヒロイン2の仲も改善されたということです。
34話で一旦第1章が終わります。
キレイな感じにラストはまとまっていました。
恐らくここで読むのをやめるのが賢い選択肢だと思います、私は止まれませんが。
2章の主人公の名前が「片瀬愁」、作者の名前は「水瀬愁」…どうしたどうした。
第二章はヒロイン1とすぐ付き合い始めていちゃこらする話のようです。
学年で行くキャンプの温泉が混浴という点を誰も問題にしないという狂気。
完全にヒロイン2と混浴でイベントを起こすためだけの舞台装置と化している、少しは願望を隠してほしいです。
幸せなカップルに亀裂を生じさせ試練を与える役回りを主人公の親友ポジに与えるため唐突にめっちゃ意味深なこと言いながら悪人になります。
主人公の悪友ポジの名前が「トモダチ」としか表記されないため「20世紀少年かな?」ってなります。
文章力的には悪くないのだから普通の青春ラブコメ書いてくれればいいのに、何故変にこじらせた話を書いてしまうのか。
?????二人の間に亀裂が入ってヤバイみたいな話の直後にお泊りイチャイチャイベントが発生するの意味がわかりません、前話でヒロイン2に「あなたに彼と一緒にいる資格はありません」とか言われて絶望に沈んでいたヒロイン1どこいった
なんかよくわかんないけど悪役が悔しがってるので亀裂は塞がったみたいです。
唐突なシリアスバトルシーンが始まったので「ギャグシーンか夢オチかな」って思ってたら現実に起こったことで???ってなりました。
結果的に前章の主人公と親友2人の尽力によって悪落ちした親友は元に戻りました。
なるほど、劇落ちですか
えっ?どこから?全く切れ目がわからないのですが。
あっ、二章が終わった。
なんかいい感じに締めたと思います。
63話を読めばどんなキャラクターが出てくるかわかるので気になる方は読んでみてください。
巨大組織と戦ったとか悪の野望を食い止めたとか書いてありますがここまでの本編には存在しません。
キャラの紹介で存在しないエピソードについてWikipedia調で書かれていると本当はあったのではないかと錯覚します。
そのエピソードにしか登場しないキャラクターの紹介文もちゃんとあります。
まさか初めて見るキャラクターの紹介文で(以上、本文より抜粋)の文字を見ることになるとは…
あっ、第3章でこのエピソードをやるみたいです。
本編終了時のキャラクター設定が2章と3章の間に挟まっているようです。
無断二次創作結構結構こけこっこぉ(本文ママ)だそうなので、皆さん書いてみればいいんじゃないですか。
作者に送れば頂き物として記載するかもですって。
オマケ(壊れ物と表記される作者の思いつきのままに書かれたショートストーリー)が10万文字ほどありますがかなり何も言えないです、気になる方は読んでみてください。
オマケでメタネタが増えてきたと思ったらついに登場した作者。
第3章が始まったが設定が第2章の100年後らしいです、別作品でやってくれ。
最初から連続で読んだ場合はかなりキツイですが単品で読んだら面白いかもしれないので気になる方は読んでみてください。
書きたいシーンをぶつ切りで書いていくため補完能力が求められます。
章の表記が2nd、3nd、4thです。
作者のページを見る限り別の所にできのいい作品ごと移動したらしいので気になった方は探してみてください、見つけたら

ガマ狩人@奇策 (@monimira11) | Twitter

におしらせ頂けると個人的に喜びます。

バトル描写の厨二感は結構いい物があるので複雑な展開をしない王道寄りの作品を書いて欲しいなと思いました。
どういう形であれきちんと完結させたという点で他のあらゆる途中で投げ出された作品より偉いと思います。
連載当時作者は中学3年生らしいのですべてを許します。